EMOTIONS
第237回 『元気!の表現 fineかgoodか
いいお天気が続いています。ここ3,4日ほど、消防車の往来がひっきりなし。空気が乾燥しているのかなと思います。皆様、火の用心!
今週のテーマは「元気!」です。

私は、10月に風邪をひきましたが、それ以降は元気にやっています。治ってしまうと、風邪のだるさや不自由さをすっかり忘れてしまいます。

Danger past, God (is) forgotten.
喉元過ぎれば熱さ忘れる。

お好みでisが入る場合もあります。風邪ごときに神を持ち出すのはちょっと大袈裟ですが。
英語で「元気」といえば日本人の頭にピョーンと飛び出してくるのが、How are you?に対するI'm fine. Thank you.ですね。(場合によってはAnd you?のオプション付き) 

How are you doing?
I'm good.
調子はどう?
いい(元気)よ。

私が実際に体験した範囲では、これがすごく多いです。もう少しくだけた感じだと、I'mはなかったり、Pretty good.(かなりいい)なんて返事をしたりします。
I'm fine.は、意外と、聞かないものです。(わざわざThank you.と言うのも) もちろん、間違ってないし、使っていいのですが。

日本の学校英語って、「一語につき意味は一つ」という教え方が多かった気がしませんか?
混同しないよう、またはたくさんの単語を覚えさせるための配慮かと思われますが、そのせいで単語をイメージでとらえる癖がつかないまま学習が進むことになります。一つ一つの用例は枝葉であって、もっと大きな幹となる意味を知った方が、正しく理解ができるし、後々楽なのに。
というわけで、中学校ではgoodを「良い」と教え、「元気」にはあえて別の語fineをあてたのかなと思います。(もしかするとイマドキの教科書は改善されているのかも) 

私の英語は、15〜20年前の古〜い学校英語が土台です。(Well, I'm proud of it.) ネイティブと話す機会が増え始めたとき、“I'm good.って、いいトシして「私はいい子です」って言ってるみたい”という違和感がありました。
そういう差異をみつけてはプチッとつぶしていく楽しみは、猫の蚤取りが好きという人のそれと、似ているのかもしれません。趣味の欄に書くようなことでもないけど、やり出すとおもしろくなってきて止まらない…みたいな。

来週も「元気!」についてお話しします。お楽しみに。


Hi, Paul.
Hey, Pat. How are you doing?
Good. How about you?
I'm pretty good.

ハーイ、ポール。
やあ、パット。調子はどう?
いいわよ。あなたは?
元気だよ。