EMOTIONS
第236回 『疲れた…の表現3 疲れた笑顔・疲れ目
芸術の秋、読書の秋、食欲の秋です。皆様、どんな秋をお過ごしでしょうか。
今週のテーマは、引き続き「疲れた…」です。

「ひどく疲れた、疲れ切った」と言う場合、wearyという単語も使われます。exhausted同様、見るだけで「ああ、しんどい」という雰囲気を醸し出している単語です。

They were weary with the work.
彼らはその仕事で疲れていた。

She gave a weary smile.
彼女は疲れた笑顔を見せた。

weary withのかわりにtired fromweary smiletired smileに書き替えることも可能です。
wearyの前に名詞を置いて、「〜で疲れた」という表現を作った例を見かけることもあります。sootheは、「(神経、感情などを)静める、(苦痛などを)鎮める、和らげる」

I'll show you how to soothe your computer-weary eyes.
コンピューターで疲れ切った目を休める方法を教えます。

wearyには、「疲れた」以外に、「退屈させる、退屈な、飽き飽きしている、うんざりした」という意味もあります。その点でも、tiredとよく似ています。

I'm so tired of his long talk.
I'm so weary of his long talk.
彼の長い話にうんざりしている。

be動詞ではなくgetbecomegrowなどの動詞を使えば、「嫌になってしまう、うんざりするようになる」という変化を表すことができます。

She got/became/grew tired/weary of housekeeping.
彼女は家事にうんざりしてきた。

「退屈な」という意味で名詞の前に置く場合は、wearyが使われるのが一般的。tiredが使われるのは、tired joke(陳腐な/古くさい冗談)といった例にとどまります。

The professor gave a weary lecture.
教授はつまらない講義をした。

I had a weary day.
退屈な一日を過ごした。

いかがでしたか?こんなふうに「疲れた」、「退屈」や「悲しい」など、ネガティブな感情を表す例文は、並べているだけでもなんだか文字面からネガティブなものが立ち上ってくる感じがしませんか?そうなってくると、本当の意味で「頭に入った、身に付いた」と言えると思います。しかしながら、こればっかりでは気が滅入りますので、来週は「元気!」を特集します。お楽しみに。


It was hell. I was exhausted.
You still look weary.
I'm O.K.
No, you're not. Look at that weary smile.

大変だったよ。本当に疲れた。
まだ疲れてるみたいよ。
大丈夫さ。
だめよ。見て、その疲れた笑顔。