EMOTIONS
第215回 『困った!の表現2 困った人
梅雨らしく、蒸し暑い気候になってきました。皆さん、お元気ですか?食中毒などにも気を付けないといけない時期ですね。
今週は、先週に引き続き、「困った!」の表現です。

今回は、「困った人」について考えてみましょう。いろいろな解釈が可能な言葉です。
まず、本人が実際に困っている場合。先週はproblemtroubleを使う一般的な例をご紹介しましたので、今回は番外編です。のっけから何ですが、きれいな英語とはいえません。自分で使うことはおすすめしませんが、知識として知っておくのはいいでしょう。

I'm in deep shit.
すっげー困った。

deep shitは、最悪の状況を意味します。さてさて、ふつうの英語に戻します。次に、困っている人々のことを、こんなふうに言えます。

I can't walk out on those (who) in trouble.
困っている人々を見ると放っておけない。

I want to help the people in bad situations.
困っているの人々を助けたい。

これらは、どこでも使える、まったくふつうの英語です。「困った」を「問題を抱えている」と解釈し、in troublein bad situationsを使うわけです。those (who)...は「〜な人々」という意味で、whoはよく省略されます。
walk out on...は「〜を放って歩いていく」ということで、つまりは「見捨てる」ということ。
peopleのような複数でなく、manなどにしても使えます。

次に、「ったくアイツはもう!」という、周りに迷惑をかける「困った奴」。

You're impossible.
お前はほんとに困った奴だ。

She is helpless.
彼女は救いようがないな。

He is a bull in a china shop.
はた迷惑な乱暴者だよ。

He is such a pain in the neck.
あいつはまったく困った奴だよ。

impossible(不可能)やhelpless(救いがない)などで、周囲の“困りっぷり”を表しています。
a bull in a china shopは、「瀬戸物屋の牛」。そりゃあ迷惑です。
pain in the neckは「首の痛み」ですが、「やっかいな奴、嫌な奴、困った奴」といた意味でよく使われます。necknational televisionでもよく聞かれますが、バリエーションとしてassbutt(どちらも、尻)などがあり、これらは公の場での使用は控えましょう。assをぼかす表現としては、arseなんてのもありますが、これも、我々は手を出さない方が無難です。
ちなみに、big shitも「嫌な奴」という意味で…。おっとっと。今日は荒っぽい表現へ引っ張られる日ですね。こんな日もあるさ、ということでご了承ください。

最後に、「んもう、困った人ね」というやつ。これは、bad boybadには、日本語の「悪い、ワル」などと同様、イロイロな意味があるのです。
では、来週も「困った」をテーマにお届けします。お楽しみに。


Hey, where are you?
Sorry, I'm still working.
What? I've been here for an hour.
I'm so sorry, but I canユt walk out on those in trouble.
What about me?

ちょっとどこにいるの?
ごめん、まだ仕事中。
なんですって?私ここに一時間もいるのよ。
ほんとにごめんよ。困ってる人を放っておけないよ。
私はどうなのよ?