EMOTIONS
第207回 『怒りの表現3 怒って紫色になる
桜も散り、新社会人の皆さんも、ちょっとずつなじんできた頃でしょうか。慣れないことが多いと、怒られることも、頭に来ることも多いでしょう。
そんなときは、今週の「怒りの表現」を、心をこめて言ってみてください。

「怒る」で真っ先に浮かぶのは、angry(形容詞)やanger(名詞)だと思われますが、会話で非常に使われるのが、mad。基本的には「狂って」という形容詞ですが、「怒って、頭に来て」という意味があり、「熱中している」という意味でも使われます。要は、頭に血が上っている状態を指すと思えばいいでしょう。使い方は、angryと同じ。

Are you mad at me?
僕のこと怒ってる?

He got mad when he saw us together.
彼は私達が一緒のところを見て怒った。

madよりさらに口語的な、卑語にあたる俗語が、piss offpissは、「小便(名詞)、小便する(動詞)」。周りが使っているところを見てニュアンスを知るまで、自分で使うのは止めた方が賢明です。

He pissed me off.
あいつにはムカついたよ。

白人は、顔色の変化がとっても分かりやすい。恥ずかしくても、酔っても、日に焼けても、もちろん怒っても、「すごーい」と思うほど赤くなりますね。
「真っ赤になって怒る」という表現は、英語にもあります。青筋をたてたり、怒って怒って青黒くなるような人も中にはいますが、それは英語では「紫色」と表現されます。

She went red with anger.
彼女は真っ赤になって怒った。

His face turned purple with rage.
彼の顔は怒りで紫色になった。

「〜になる」という動詞にはturngoが使われます。rageは、angerよりもひどく、「激怒、憤怒」といった感じ。ragemadに似て、「熱狂、流行物、浮かれ騒ぐ」といった別の意味を持ちます。

最後にもう一つ、日本語と同じ表現を。(be gonna be going toの口語形)

Oh, no. She's gonna kill me!
あー、だめだ。彼女に殺される(すっごく怒られる)!

いかがでしたか?来週もお楽しみに。


I saw Lisa's face turn red. Why is she so mad?
I guess she saw Bill and Ann together.
So?
Didn't you know? Lisa is mad about Bill.

リサの顔が真っ赤になるのを見たわよ。なんであんなに怒ってるの?
ビルとアンが一緒のところを見たんだと思うわ。
だから?
知らなかったの?リサはビルに夢中なのよ。