3002 SCHOLASTIC CHILDREN'S DICTIONARY

難易度
著者:Inc. Scholastic


世界中で200万部が売れている、アメリカの子供向け国語辞典(英英辞書)。8歳児以上が読者対象ということは、つまり小学校2・3年生以上の子が使うわけで、カラフルで読みやすく子供向けとはいえ、内容はしっかりしています。
英文学に親しみたい人と、英会話の習得を目指す人とでは、辞書の選び方も違って当然。身近な言葉が、いかに分かりやすく、親しみやすく、会話で実際に使いや・すく紹介されているかが重要です。
この辞書のいいところは、
  • 会話に即した例文が付いている。
  • 発音記号を使っていないが、発音が分かりやすく記されている。
  • 語の説明に使われる単語がやさしい。辞書をひいたのに説明の単語が分からなくてまた辞書をひく、なんてことがない。
  • 絵や図説が多い。たとえばbaseballをひけば、バットやグローブ、野球場の絵があり、どの部分がなんと呼ばれるのか細かく図解してあるため、会話の幅が広がりやすい。
  • 接尾辞や接頭辞などが随所で説明されている。語源や語の歴史が小さなコラムになっていて興味深い。
  • カラフルで、暇なときに適当なページを開くだけでも楽しく読める。
というわけで、頑張って英会話学校に通うノン・ネイティブが持つ英英辞典としてはうってつけ。大きめ(26X21cm)で持ち運びには不向きですが、これだったら、ふとしたときに手に取れるようリビングに転がしておいても格好悪くありません。
ポイント:こんなにしっかりした本、和書だったらこんな値段では絶対に買えません。200万部突破も納得。


3003 SPEAK AMERICAN
A Survival Guide to the Language and Culture of the U.S.A.

難易度
著者:Dileri Borunda Johnston


日本でせっせと英語を勉強しているだけでは絶対に分かり得ない、超リアルなアメリカ生活ガイドです。生活に密着した単語や表現がびっしりで、「そうそう、そうなんだよ。よくぞここまで」と思うほど。これからアメリカで生活しようという人には百人力。住む予定のない人も、読むのと読まないのとでは、映画などの理解度が全く違うはず。
イギリス人著者がアメリカ生活指南をするという形で、イギリス英語との違いを明確にしているのも興味深いところです。私達が学校で習う英語、日本語になっている英語には、イギリス英語がたくさん混じっています。それをアメリカで使うと、ポカンとされることも多いもの。イギリス人の著者でさえ、初めてアメリカに行ったときには満足にサンドイッチが買えなかったというのですから驚きです。
It then became obvious that although I spoke English, I didn't necessarily speak the same language.(そのとき、自分は英語を話していたけれども、必ずしも同じ言語を話していたわけではないと気付いた)だそうです。
ゴミ出し、コインランドリーの使い方(アメリカのアパートでは常識)、高速道路や一般道の走り方、銀行でお金を出し入れする方法、バーやレストランでの振る舞い、チップの渡し方など実生活にまつわる英語と
how toだけでなく、アメリカ人にとっての家族とは、会社とは、祝日など行事の意味など、アメリカ人像を掘り下げることにも熱心で、簡潔な実用書でありながら読み物としても楽しく読めます。
ポイント:文庫サイズなので、旅のお供にも最適です。