英会話の上達に必要なもの

「どうしたら英語が話せるようになりますか」とよく聞かれます。「やっぱり留学しないと駄目ですよね」「この歳になったらもう無理でしょう」と諦めの言葉が続くのが、お決まりのパターンでもあります。

「そんなことないですよ」と私は答えます。大切なのは、話したいことがある、話したい人がいることです。そうすれば、言葉は後からついてきます。いちばん大切なのは気持ちが伝わることであって、正確さはその次。留学も歳も関係なく、どんどん英語がうまくなる人を私は何人も知っています。

ただ、そうはいっても、話の糸口、話したい相手をつくるには、きっかけが必要です。自信を持って口にできるようなフレーズをいくつか暗記して、それを武器にいろんな人と話をしてみましょう。

私も留学したての頃は、
Hi. I'm Eri. I'm from Japan. I graduated from a junior college in Tokyo and transferred to this college.
と、簡単な自己紹介文を誰に対してもそれこそ決まり文句のように繰り返したものです。それに対する相手の質問は、どうやって英語を勉強したのか、両親はどこにいるのか等、だいたい予測がつきますから、それに対してもあらかじめ用意しておいたフレーズで対応していました。

初対面の人達に何度も同じ話をするうちに手持ちの武器はどんどん増えていくし、「なぁんだ、ネイティブと話すって意外と簡単」と思えます。こうして心理的なバリアが取り除かれるだけで、上達はぐっとスピードアップします。

英語は目的ではなく手段にすぎないけれど、手段ひとつで楽しい時間を手に入れられることもあります。自分だけの小さな武器を用意できたら、新しい世界が目の前に大きく広がることでしょう。

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